気づかないうちに進んでいるインフレ
皆さんはお気づきでしょうか
日本ではここ数年で以下のような変化が起きています
日本人の平均年収430万円 → ここ数年で変化なし
日本の物価 → 上昇し続けている
分かりやすい例がカントリーマアムというお菓子です
2005年は30枚入っていましたが現在は20枚しかありません
しかし値段は変わっていないのです
この状況を「シュリンクリフレーション」と言いシュリンク(縮む)+インフレーションを合わせた造語となります
他にもコンビニ弁当で弁当の見た目は変わりませんが底がせり上がっていて内容量が減っているなど世の中の人が気づかないうちにインフレはどんどん続いているのです
iPhoneの値段など分かりやすいですね
昔は2~3万で買えた携帯、今のiPhoneは十数万しますよね
20代~30代貯金少ない問題
現在20代の平均貯金額は約154万円と言われています
中でも15%は「貯金がない」と答えています
(2016年 厚生労働省国民生活基礎調査より)
これは今の若者が贅沢をしているわけではないです
年収は上がっていないのに物価が上昇しているからです
例えば現在1000万円の価値は20年後
残念ながら控えめに見ても700万円程度にしかなりません
なんならもっと下がる可能性もあります
日本銀行は現在年間インフレ率2%を目標としています
参考資料はこちら
世界を見てみるとアメリカなど年間3%程度起きています
しかも恐ろしいことにコロナ渦においてインフレ率は5~6%で進んでいるといわれています
なぜか?給付金などで国がお金を大量に刷っているからです
お金の価値はどんどん激減しているのです
日本政府は国民の老後の現状をわかっていながら何故NISA・iDeCoを推し進めているのか?
そもそもNISA・iDeCoとは・・・
参考(厚労省HP)
簡単に言うと「皆さんの老後は国では保証できません!その場を提供するので勝手に資産形成してください!」というもの
とても身勝手ですね笑
しかし私自身非課税で投資できるのはかなり国民のためを思った素晴らしいものだと最初は思っていました。でもそれは誤りでした
NISA・iDeCoで株の買いが起こると金融機関が儲かる→金融機関に集まったお金で日銀から国債を買うよう促される→日本国債買う→
日銀にお金が集まる→日銀は海外で運用する→運用の一部にアメリカ国債・ドルを買うように圧がある→アメリカ経済を支える一要因になる
国民がNISA・iDeCoを通じて株の買いが増えると日銀にお金が集まります、日銀はそのお金でアメリカの国債を買い支えます。アメリカの国債を買う理由は簡単に言うと金融政策の一つなのですが難しいので割愛します。
結局最終的にこの仕組みで一番儲かっているのはアメリカなんです。
国の施策というのは表向き国民ファーストと思わせて裏では政府や外国が利を得る仕組みになっていることがほとんどであることがお金の流れを見ると分かってしまいます。
この現状を踏まえて将来金銭的に余裕を持つにはどこかである程度のリスク・行動をとるしかないです。
政府の言われるがままの自分で考えて行動を起こさなければいけません。政府は守ってくれません。
年金の仕組みだって政府が打ち出したものなのにすでに最初打ち出した話と違うじゃないですか?少子化は国民のせいでもないですよね?
まとめ
端的に言います、このままの生活では日本の未来に希望はありません
ではどうすればいいか
老後2000万円問題の話を以前しました(記事はこちら)
今回の記事で書いたことを理解していただければ分かると思いますが老後になるまでに2000万円を貯めるのでは遅いのです
私は早急に自力で大きな資産を形成する必要があると考えています
その投資論を現在構想を練り試験的に実施しています
私が普段やっている月利3~7%株式投資の紹介ページです。
少しでも自力で資産を作らなければと思った方にはぜひ見てほしいものとなっています。
特徴、手法入手の方法など書いていますので是非ご覧ください。